メンテナンス(物理)

ここ数日、無線LANが大変に調子が悪いです。子機側の状態を逐一見てると、具体的には頻繁にリンクが切れるレベルに。
臨時に長いLANケーブルを用意してお茶を濁しつつ、

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新しい親機を用意して治らんもんかとやってみたものの、到達距離と感度に関しては、今使っているのよりも落ちるありさま。
数日様子見て、最悪の時よりも幾分回復したものの、リンクが時折切れる状況なのは変わらず。
中継器置くにも庭の真ん中にウォルボックスを置けるような作業が必要ですし、建物の間をつなぐ有線工事はさすがに大仰すぎる。いや、余裕があるならやっちゃいたいですけどね。

それはともかく、ふと、子機を置いている離れ(2F)の窓際から親機を置いてある母屋の事務所部屋(1F)を見てみると、なんか庭木がすっかり伸びていて、事務所のドアがまったく見えません。

「こりゃ、障害物にさえぎられてんじゃね?」と考えました。
一時しのぎに普通の長いLANケーブルで事務所と離れを接続している私の所業にお冠(田舎とはいえ防犯上よろしくないですし)の父は、

私「伸びてる庭木にさえぎられてんじゃね?」
父「そんなわけねーだろ、ハハワロス(意訳)」

と、にべもありませんでした。

ちなみに、父は電気工事なら俺よりもはるかに達者で、EXCELのマクロも組んで、アマチュア無線2級免許持ちです。

マイクロ波の障害物に対する弱さはVHFやUHFの比じゃないくらい知ってると思ったんだが。

ちなみに私が思い知らされたのは。BSアンテナがこの離れでは役に立たないからです。
アンテナ立てるべき側にちょっと丘と林(他人様の土地)が残ってて、アンテナの設置予定場所から仰角を延ばしていくと、林のせいでBS波(12GHz)がまともに通りません。他人様の土地だから、勝手に切れないし。

まあ、とにかく離れの窓から見える庭木(無線LAN子機から直線距離で2〜3メートル)からまず枝打ち、事務所のドアまでをつなぐ直線を阻害している部分を全部のこぎり持ち出してぶった切りました。

母が庭の美観がどうとか言いましたが、面倒なので、枝打ちは最低限です。

結論から言えば、劇的に改善しました。
環境
親機 WR8500N(2.4GHz使用)
子機 WR9500N(コンバータモード)

最悪時
リンク切れ〜108Mbps(受信レベルランプ 消灯〜オレンジ)
現在
162Mbps〜243Mbps(受信レベルランプ オレンジ〜緑)

他に応用できるかどうかは不明ですが、メンテナンスは、機器だけじゃなくて環境も込みなんだな、というお話。