舞-HiME

ウダ話をしてみよう。
ヒロイン&主人公の鴇羽舞衣は心臓に疾患のある弟と一緒に学費免除・奨学金目当てに高校入学後一ヶ月も経たないうちに四国の小中高一貫の風華学園にやってくる。そこで彼女を待っていたのはオーファンという怪物とそれと戦える自分のHiMEの力で具現化されるエレメントとチャイルド。そして同様の力を持つ女性たち…、というわけだがこのヒロイン、名前とその能力からしてヒジョーに他のHiMEに比べてある意味特異な位置に置かれている機がする。まあ、名前は中の人にも引っ掛けてはいるんだろうけど…。

鴇羽…
日本の国鳥であるトキの羽。まともに現物を拝んだことは無いがとても美しい紅色だそうな。まあ、本人のエレメントとチャイルドの属性の暗喩なんだろうけど。

舞衣…
舞踏する女神ってのは幻惑者の象徴だったような…。ヒンドゥーのシヴァ派では神妃たる女神カーリーとかドゥルガーとかパールヴァティーとかは合一に至っていたシヴァから離れ、彼の前で舞踏することで一から多へ認識を広げさせ、世界を創造したとかどっかで呼んだこともあるような。あと、アメノウズメとかサバトの魔女とか白拍子とか…シャーマニックなモノを髣髴とさせるわな。

HiME…
IMEの変換で遊んでいるわけではないが、言霊を考えると「秘め」「姫」「媛」…ちょっと離れて「妣」とも考えられる。まあ、こじつけの縦読みでなく、女性原理の中に秘められた力ってことなんじゃなかろうか…。

以上、つまらんウダ話でした。

ちなみに今日も録画にミスって舞-HiMEの最後の部分が切れました。